蝦夷生計図説

検索結果

"ラマチ": 1 件ヒット

第4巻, 13ページ, タイトル:
なくよく守護たまはれといふ事也、 これは夷人の心に、およそ性ある物にハ ことーーく魂魄ありとおほへたるによりて、 無情の木なれともかくイナヲをさゝけて 祭りをなし、其伐りとりしことハりを のへて尊敬する也、魂魄を夷語にラマチと 称す、草木たにかくの如くなれハ、まして 有情の禽獣なと殺すときは、その精を 祭る事甚厚し、 起こらないようによくお守りください」ということである。 これはアイヌの人びとの心のなかに、すべて性?あるものにはことごとく魂魄がそなわっているという考えがあるので、情というもののない樹木でさえも(それを伐採するときには)とのかくイナヲを捧げてお祈りをして、伐採する理由などをのべて敬虔に接するのである。魂魄をアイヌ語でラマチという。  草木にたいしてさえこのように接するのだから、情のある鳥やけだものを殺すときはその霊をお祭りすることにはとても敬虔なのである。

全1ページ中の第1ページ, 全1件のレコード中1-1を表示中

< 前ページ 次ページ >