蝦夷生計図説

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第3巻, 22ページ, タイトル: アマヽイの図 
第5巻, 16ページ, タイトル:
夷語にこれをワツカケプと称す、ワツカは水をいひ、 ケはとる事をいひ、フは器をいふ、水を取器といふ 事也、奥羽の海辺ならひに松前とふにて、 右の形ちしたるあかとりをへけと称す、是を 夷語に解するに、は水をいひ、ケはとる事 にて、水とりといふ事也、水を夷語にとも いひ、ワツカともいふ、今の夷人は専らワツカとのミいひて、といふも のは稀也、されとも二つのうちと称するは夷人の古語にして、 ワツカと称するは近き頃よりのことはなるよし、 老年の夷人はいひ伝へたり、是とふの事、 夷地にしてハ其古言を失ひ、奥羽ならひに アイヌ語でこれをワツカケプと称する。ワツカとは水のことをいい、ケはとるということをいい、フは物をいう。「水を取る物=あかとり」ということである。  奥羽の沿岸ならびに松前などでは図のような形のあかとりを「へけ」という。これをアイヌ語で解釈するとは水をいい、ケはとるということで「水取り」ということである。水をアイヌ語で「」といい、「ワッカ」ともいう。今のアイヌの人びとはワッカとのみいっていて、というのは稀になっている。しかし、ふたつのことばのうち「」というのはアイヌ語の古語であって、ワッカというのは近年のことばであるとは老アイヌのいうことである。  このように、蝦夷地ではその古語を失い、奥羽や
第5巻, 47ページ, タイトル:
らの人の嶋と称せし也、其貢物を献せしと いへる事を夷人のいひ伝へたるは、いかにもさた かなる事にや、日本紀の中に此事をのせたる ところあまた見へたり、 ウマムチプよそをひの具三種 「かしらの人の嶋」といっていたのである。貢ぎ物を献上したということをアイヌの人びとがいいつたえるのは、いかにも確かなことではないか。日本書紀にはこのことにふれた記事はたくさん見えている。 ウイマムチプ装おう道具 三種類
第5巻, 51ページ, タイトル:
三種の中、ナムシヤムイタとウムシヤムイとハ、前に 出せるとことならす、トムシの義いまた詳ならす、 追て考ふへし、ウマムチプに用る此よそをひの 三種は、破れ損すといへともことーーく尊敬して ゆるかせにせす、もし破れ損する事あれは、 家の側のヌシヤサンに収め置て、ミたりにとり すつる事ハあらす、    ヌシヤサンの事はカモイノミの部にくハしく 見えたり かくの如くせされは、かならす神の罸を蒙る とて、ことにおそれ尊ふ事也、罸は夷語にハルと 称す、 三種類の中、ナムシヤムイタとウムシヤムイとは、前述のものと違いはないし、トムシの意味はまだよくわからないので、改めて考えることとしたい。 ウイマムチプで用いるこの装具三種類は、破損したとしてもことごとく尊敬しておろそかにしない。もし破損することがあれば、家の側にあるヌシヤサンに収めておいて、みだりに捨てたりすることはない。    <註:ヌシヤサンのことは「カモイノミの部」(これも欠)に詳述してあ る> このようにしなければ、かならず神罸をこうむるからといって、ことに怖れ尊ぶという。罸はアイヌ語でハルという。

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