蝦夷生計図説

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"トンドアシ": 1 件ヒット

第7巻, 20ページ, タイトル:
屋のくミたてとゝのひてより、それを地上に置て 其形の大小広狭にしたかひ柱をならへ立るなり、 是をトンドアシといふ、トンドは柱をいひ、アシは 立事をいひて、柱を立るといふ事也、其柱を たつるに図の如く根のかたを少しく外の方に 斜に出して立る事は屋を荷ひ上るの時、頭の ところのよく桁と合ん事をはかりて也、柱を 立る事終りてより屋をになひ上る事、後の 図の如し、 ☆屋根の組み立てが整ってから、それを地上に置いておき、そのかたちの大小広狭によって、柱を並べて建てるのである。 これをトンドアシという。トンド【トゥントゥ:tuntu/(大黒)柱】は柱をいい、アシ【アシ:asi/を立てる】は立てることをいって、柱を立てるということである。その柱を立てるのに、図のように根の方をすこし外の方に斜めに出して立てるのは、屋根をかつぎ上げるとき、頭のところと桁とがよく合うように考えているからである。柱を立て終わってから屋根をかつぎ上げることは後の図に示した。

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