蝦夷生計図説

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"トシヤ": 2 件ヒット

第6巻, 22ページ, タイトル:
此図はアツトシを織りあけたるさま也、アツトシカル ヲケレといふは、アツトシアルは前にしるせしと同しく、 ヲケレは終る事にて、アツトシ造る事終るといふ事也、 其織りあけたるまゝのアツトシをウセフアツトシといへり、 ウセフは純色といふか如き事にて、織りあけたるまゝの アツトシといふ心なり、 本邦の語に、木綿の織りたる まゝにて、何の色にも染さるを白木綿といふか如し、アツトシ の織りあけたるさま図の如くに、下のかたの幅を狭くなし たる事は、上の方は身衣となすへきつもりゆへ、幅を 広く織り、下の方は袖となすへきつもり故、幅を狭く 織るなり、その身衣幅と袖幅とに織りわくるさかひを トシヤトイと称す、トシヤは袖をいひ、トイは切る事をいひ て、袖を切るといふ事なり、又衣に製するところの 長短もかねて、著る人のたけをはかり定め置て、少しの 余尺もなきよふに織事なり、
第6巻, 25ページ, タイトル: トシヤウカウカの図 
是は織りあけたるアツトシのうち、前にしるせし ことく身衣を切りとりて、その残りたるところにて 図の如くなる筒袖を造るなり、これをトシヤウカ ウカと称す、トシヤは袖の事にて、袖を縫ふと いふ事なり、

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