蝦夷生計図説

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"コト": 2 件ヒット

第2巻, 29ページ, タイトル: テケヲツタセイコトクの図
第2巻, 30ページ, タイトル:
是はアユシアマヽ熟するの時に及て、その穂を きらんかために手に貝をつけたるさま也、テケヲ ツタセイコトクといへるは、テケは手の事をいひ、ヲツタ は何にといふにの字の意なり、セイは貝をいひ、コト クは附る事をいひて、手に貝を附るといふ事也、    これに用る貝は、夷語にビバセイといふ也、其を小刀 を磨する如くによくときて手に附る也、ヒバセイ は別に貝類の部にくハしくミえたり、 凡穂をきるにはミなこれを用ひてきる事也、 決して小刀よふの物、すへて刃物を用ゆる事ハ あらす、奥羽の両国の中まれにハ穂をきるに右の 如く貝を用ゆる事もあるよしをいへり、 これは、アユシアママが稔るに及んで、その穂を切るために手に貝をつけた様子である。テケヲツタセイコトクというのは、「テケ」は手を、「ヲツタ」は「~に」という語を、「セイ」は貝を、「コトク」は「付ける」をそれぞれ表し、合わせて「手に貝を付ける」という意味である。 * これに用いられる貝を、アイヌ語でビバセイという。この貝を、小刀を研磨するようによく研いで手に装着するのである。ビバセイについては、別記「貝類の部」に詳細である。

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