蝦夷生計図説

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第7巻, 43ページ, タイトル: エリモシヨアルキイタの図 
エリモシヨアルキイタといふは、エリモは鼠を いひ、シヨアルキは来らすといはんか如し、 イタは板の事にて、鼠の来らさる板といふ事なり、 是は前に図したる如く、蔵の床を高くなし て鼠をふせくといへとも、なを柱をつたひ上らん事を はかりて、床柱の上に図の如くなる板を置、のほる 事のならさるよふになす也、すへて夷人の境、鼠 多して物をそこなふゆへ、さまーーに心を用ひて エリモシヨアルキイタというのは、エリモ【エ*レム、エル*ム:ermu, erum/ネズミ】はねずみをいい、シヨアルキ【ソモ ア*ラキ:somo arki/ない 来る→来ない】は来ないというような意味、イタ【イタ:ita/板】は板のことで、ねずみが来ない板という意味である。 これは前に図示したように蔵の床が高くなっていてそれでねずみを防ぐのではあるけれども、さらに柱を伝いあがってくるかもしれないことを考えて、床柱の上に図のような板をおいて、登ることがないようにするのである。総じて、アイヌの人びとの国はねずみが多くて物が被害にあうのでさまざまに用心して

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