蝦夷生計図説

リキタフニの図

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リキタフニの図

リキタフニと称する事は、リキタは天上といはんか
如し、フニは持掲る事をいひて、天上に持掲ると
いふ事なり、是は前にいふか如く、柱を立ならふる
事終りてより、数十の夷人をやとひあつめてくミたてたる
屋を柱の上に荷ひあくるさま也、屋を荷ひあくる事終れハ、それより柱の根を
はしめ、すへてゆるきうこきとふなきよふによ
くーーかたむる事なり、

☆リキタフニということ、リキタ【リ*ク タ:rik ta/高い所 に】は天上という意味であり、フニ【プニ:puni/を持ち上げる】は持ち上げることをいって、天上に持ち上げるということである。これは前にいったように、柱を立て並べることがおわってから、数十のひとを雇い集めて、組み立てておいた屋根を柱の上にかつぎ上げるさまである。屋根をかつぎ上げることが終ったら、それから柱の根をはじめ、みんな揺るぎ動くことがないようによくよく固めるのである。