蝦夷生計図説

イタシヤキチプの図 

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イタシヤキチプの図 

製作にかゝる敷の法を用ひさるはいつの頃より
にか有けん、カシキヲモキなといふ事の
舩工ともの製作に初りしより、
   カシキといへるもヲモキといへるも、少し
つゝ其製にかハりたる事ハあれとも、
格別にたかふところは非す、いつれも敷を
厚き板にて作り、それに左右の板を釘
にて固くとちつけて、本文にいへるイタシ
ヤキチプの如くになし、それより上に左右の
板を次第に付仕立る也、此製至て堅固也、
今の舩工の用る敷の法ミなこれ也、

其製の堅固なるを利として専らそれのミを

製作に、このような船体を用いなくなったのはいつの頃からであろうか。
カシキ、ヲモキなどというものが船大工たちの製作にはじまってから、
   <註:カシキというものも、ヲモキというものも、少しずつその製法に
変化はあるけれども、格別の違いはない。いずれも船体を厚い板で
作り、それに左右の板を釘で固く綴じつけて、本文で述べたイタ
シヤキチプのようにして、それより上に左右の板をだんだんに付
けていって仕立てるのである。この製法はとても堅固である。
今の船大工が用いる船体の製法はみなこの方式である。>

その製法の堅固であることを利として専らその製法ばかりを