蝦夷生計図説

アマヽイヘの図 

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アマヽイヘの図 

粥計りを食しをく事もあり、又あるときは
魚はかりを食しをく時もある也、ここに図する
ところは粥を食するさまゆへ、アマヽイベと題表を
しるせし也、右三種のものを食するに、 
本邦の人の如くいく椀をもかへて喰ふという
事はあらす、いつれも一椀をもて其限りとす、

三種の物の中あるは二種あるは一種の物を
食する時も、又各一椀つゝをもて限りとする也、
   是等の事いかなるゆへによりてかくハ定め
たりけん、三種の物ミな次第して烹るときハ、一種を
一椀つゝ喰ひても凡て三椀の食にあたるへし、三種の
物の具さらんにハ、あるは二椀を食するにとゝまり、

あるいは粥だけの食事もある。またある時は魚だけの食事もある。ここに掲げた図は、
粥を食する様子なので、「アママイベ」と表題をつけたのである。いま記した三種類のものを食するに際して、わが国の人のように、幾椀もお代わりして食べるということはない。すべて一椀ずつで済ませてしまう。

三種類のもののうち二種類あるいは一種類だけの食事の場合も、同じく一椀ずつで済ませるのである。
* どうした理由で、こうしたことを定めているのだろうか。三種類のものを皆そろえて煮ることができる場合は、一種類を一椀ずつとしても三椀食することになろう。一方、三種類のものが揃わなかったときは、二椀もしくは